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具体的な「行為」をする [日録雑感]

本日25日は晴れ。

23日は選挙投票会場に出かけた。昼飯の後だから午後の2時過ぎだった記憶だ。

ガラガラ。
誰もおらず、管理者のみの不思議な静かさだった。

投票用紙と鉛筆をもらい、記入棚に行く。

なんだかジロジロとみられているような感覚だ。

妙に背中がヒリヒリする。

緊張していたせいか、投票する候補者の名前を忘れたのか、記入棚に張り付けられた候補者名簿を眺める。

記憶と候補者名簿の名前が一致しないのだ。

ドキドキする。

そのうちに解かった。

記憶名の名前は「漢字名」だが、候補者名簿では「ひらがな」記載なのだ。

どうすればいいのか、会場管理者に聞くわけもいかず、鉛筆を持ったまま思案をしてしまった。

わずかな時間だっただろうが、脳みそ内時間は「長く」感じられるのだから、困った。

投票箱に「二つ折り」にして投函する。
入れたときに音がしないのだから、本当に投函したのだろうかと。

投票所を出ても、誰も人がいない。

日差しが強い。

まるで知らない土地に入り込んだような気分がする。
何回か「来た投票所」だから記憶は残っているはずだが、不思議な空間だ。

最寄りの駅を目指して歩いてきた。
さすがに雑踏の匂いがする。

そのまま自宅に戻ってきた。

とにかく、爺の頭には、「民主主義」なる抽象的な問答よりも、投票という具体的な「行為」をするかどうかが問われた一日だった。
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