12年前の「辰年」から、今年を想像すると [日録雑感]
関東以北は真冬並みの季節がやってきた。
正月早々の重苦しい「一月の暦」も終了。
二月は「日にち」も少なくすぐに去るといわれる。
尊敬する五木寛之師は「多難な年の予感」がすると書いている。
どうも「辰」という年回りは、変化が多いようだと「12年前の」コトでは何がったかと、調べてみた。
国内での順番では
1位 46回衆議院選挙があった。自公が圧勝。政権奪取で第二次安倍政権が始まった。
2位 尖閣諸島 竹島で中国 韓国との関係が悪化。
3位 原発再稼働めぐり紛糾、東日本大震災から一年目。
国際関係では
1位 中国トップに習近平がつく。
2位 北朝鮮 弾道ミサイル開発進め二回発射。
3位 米国政治 オバマ大統領再選。
色々な「デキゴト」を修正しながら、それぞれの「国家」が動いているのがわかる。
安倍政権は、氏の不幸な死去で終わったが、その後の「岸田政権」は、「派閥問題」や「裏金問題」などで、あっちこっちにつまずいて「今年の通常国会150日」を迎えた。
3月末までは「予算案」が通過しなければ、新年度の様々な分野での「動き」は鈍くなるだろう。
4月は、この間の騒動で議員辞職した「選挙区」補正選挙がおこなわれ、今年の行く先が占えるだろうと想像ができる。果たして結果は?
北朝鮮は、韓国との民族融和路線をやめて、軍事優先の自律的な国家構想を試行開始。
米大統領選挙は、トランプ、バイデンの一騎打ちと報道の基準作りだが、インド系移民の国連担当もこなした女性、共和党内で頑張っている。
「自民党派閥解散」の流れで、「安倍派は解散、残った資金分配問題に発展」自民党幹事長の派閥「茂木派」は、政策集団的な匂いを醸すが離脱者が増えている。二階派も解散、当然だが、解散な流れを主導した「岸田派」も首相の椅子に固守しているようだ。麻生派、独自の集団意志を示した。独特の「麻生節」で「上川陽子外務大臣」を「ポスト岸田」想定する空気を作りながら、「政治の次」を踏み出したようだ。
その意味では、面白くなった。
「ビックコミック」の「空母いぶき」では、かわぐちかいじ氏がいち早く「柳沢総理」女性総裁を設定して、活躍させている。
上川陽子外務大臣は「独自に」外務省内に新組織を作り稼働させている。
女性の政治との関わり文化を変えようと。
米国も女性大統領誕生なら、世界は、面白くなる。
日本も、そういうレベルで競争できる「政治文化」を急いで欲しいと願う新しい「2月」だ。
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