SSブログ

人生とは美味しい味噌の熟成でありたいものだ [日録雑感]

5日は、本日は雨。
外へ散歩には出られそうもない。
バスでの旅も無理だ。

前からの記録を見れば、4月で終わって、5月 6月 7月 8月 9月がない。
それでも、各月の生きていた縁でも、一行でも残すかと考えてみた。
 5月の記憶はどうだったのか。

連日の朝のラジオ体操は休まずに行っていたというのが、一番だ。

無料で見れる「時代劇」特に秋山小兵衛の剣客モノを見た。
池波正太郎氏の剣客商売だ。

時代は武芸を求める時期ではなくなるが、それでも「剣客」を目指す人もいる。

給料取りの仕事も時代で大きく変動するのだろう。
その波に乗れなければ、沈んでいく。いつの時代も同じことだ。

秋山小兵衛は、さっさと道場をやめ、若いご婦人と暮らす。

剣客を目指す息子には、小さな、弟子もいない道場を残してやるが、それでは食えないだろうと時の権勢者 田沼意次の道場で師範役を見つけてやる。

ここら辺りの筋の進めかたは池波氏の「得意の分野」だ。

老後の剣客には刺激として、昔の教え子で十手持ちの人物を配置し、社会というか世間の裏と関係する緊張感を持たせ、物語は、その緊張感で次から次へと進む。

よく食べ、よく飲む。
これが、池波氏の得意の「触覚」美味の極致であり、氏の「体験」がじっくりと積み重ねてある。

なるほどな、年を重ねるというのは、それまでの「体験」が醸し出す新しい作業だと思う。

この爺にも「おいしい味噌」のように、熟成した「モノ」があるかどうかを、考えていく、書いてみるチャンスだなと、思いをかえた。

コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。